冷凍機の日常点検
末永く冷凍機をお使いいただくためにも、 定期的な点検・清掃をおすすめします。
1)日常点検の実施
運転前に、冷凍機を始動してコンデンサーファン、エバポレータ ーファン、コンプレッサーマグネットクラッチが確実に動作してい ること。また、サイトグラスで冷媒ガスの流れを確認して下さい。 ※動作しない箇所があった場合、速やかに弊社へご連絡ください。 無理して使い続けますと、機器破損に到ります。
2)電源投入時の注意
エンジン高回転時に冷凍機電源をいれることは、なるべく避けて ください。急激な液バックが発生する恐れがあり、コンプレッサー破損 の原因となります。 庫内が-18℃以下の場合も、低圧圧力が低下しコンプレッサーの負担 が増加しますので、冷やし過ぎにもご注意ください。 また、コンプレッサーは6000rpm以下での使用を目安に製造されてい るため、高速走行時は時速80km/h 程で走行することをお奨めします。
3)コンデンサーコアの洗浄
コンデンサーコアが目詰りしますと、風通しが悪くなり、熱交換が できません。高圧圧力が高くなり機器に負担が生じます。 洗車時に、あわせてコンデンサーコアの洗浄も行うようにしてください。
4)定期点検のご利用(2~5月頃)
夏場の冷凍機稼働最盛期を前に、シーズンイン前点検を受けられ ることを推奨いたします。ガス量不足、摺動部の摩耗、モーター類の 不備など早期発見して、夏場の過渡期のトラブルを低減できます。
下記リンクより写真入りの点検方法をご紹介しております。